ザイマックスリート投資法人特徴
スポンサー (株)ザイマックス
投資対象
オフィス 52.7% 商業施設 27.2% ホテル 12.5% その他 7.6%
対象地域
東京圏 77% 政令指定都市 23%
物件数 15物件
期末稼働率 97.9%
平均築年数 19.24年
資産規模 353億1300万
期末算定価格 458億8700万
代表投資家
株式会社カストディ銀行 33,612口 15%
日本マスタートラスト 30,896口 13.82%
株式会社ザイマックス 12,500口 5.59%
含み益 105億7400万
剰余金 6億4795万2千
有利子負債 140億5千万
平均残存期間1年9か月
平均金利 0.581%
固定金利 81%
1口あたり純資産額 101,100円
見極め力
マーケット同行と物件ポテンシャルを見極め、将来性の高いポートフォリオを形成
マネジメント力とソーシング力
ザイマックスグループの不動産マネジメント力を活用
不動産オーナーとのダイレクトリレーション
決算サマリー
2020年8月 第5期 | 2021年2月 第6期 | 2021年8月 第7期 | |
営業収益 | 13億6400万 | 12億9300万 | 13億500万 |
営業利益 | 4億6900万 | 4億5600万 | 4億8100万 |
経常利益 | 7億2500万 | 6億5100万 | 6億4800万 |
当期純利益 | 7億2400万 | 6億5千万 | 6億4700万 |
総資産 | 367億1400万 | 376億3600万 | 389億7100万 |
純資産 | 233億1千万 | 232億3600万 | 232億3300万 |
有利子負債額 | 116億8千万 | 127億8千万 | 140億5千万 |
発行口数 | 223,400口 | 223,400口 | 223,400口 |
分配金 | 3,242円 | 2,911円 | 2,900円 |
投資口価格 | 89,000円 | 103,000円 | 116,000円(12月時点) |
利回り | 3.6% | 2.8% | 2.5% |
減価償却費 | 1億2900万 | 1億3400万 | 1億3700万 |
賃貸NOL | 10億2400万 | 9億7100万 | 9億6千万 |
1口あたりFFO | 3,820円 | 3,514円 | 3,513円 |
有利子負債比率 | 31.8% | 34% | 36.1% |
賃貸NOL=不動産賃貸収益-不動産賃貸事業費+減価償却費
FFO=当期純利益+減価償却費-不動産等売却損益
1口あたりFFO=FFO÷発行口数
ホテルの業績内容
第5期 | 第6期 | 第7期 | |
ADR | 6,587円 | 6,693円 | 6,364円 |
稼働率 | 30.7% | 61.3% | 65.1% |
RevPAR | 2,024円 | 4,104円 | 4,140円 |
ADR(アベレージ、デイリー、レイト)一室あたりの平均販売単価のことです。
ADR=客室平均単価=売り上げ合計額÷客室数
RevPARとは1室あたりの収益を表します。
RevPAR=客室稼働率(OCC)×客室平均単価(ADR)
指標判断
FFO倍率 32.93倍
割安と判断
LTV 36.1%
安定性が高いと判断 リートの中では低い方です。
1口あたりNAV 145,749円 NAV倍率 0.78倍
割安と判断
NOI利回り 5.5%
収益力が高いと判断
トピックス
新型コロナウイルスの影響があったが、予想を上回る着地となった。
オフィスの賃料減額要請がなく、上振れとなった。
空室率、賃料単価いずれも下落しているが、サテライトオフィスなどの需要、従来とは異なる立地や物件でも入居が見られる。
ホテルは予想を下振れで着地
緊急事態宣言が終わったが、コロナ前まで水準に戻るには、まだ時間がかかる。
商業施設は安定的に稼働
大都市近郊型、デイリーユース型の施設は底堅い売上があった。
予想の上振れの要因として、7月に取得した2物件の収益性がよかった。
減賃や改悪が少なかった。
取得物件
ザイマックス三田ビル
取得価格 6億6800万 所在地 東京都港区 稼働率89.7%
(オフィスビル集積地にあり、ビジネスエリアにアクセス性がある)
ザ・パークハウス戸塚フロント(1階、2階商業部分)
取得価格 5億4千万 所在地 神奈川県横浜市
稼働率 100%
戸塚駅の駅前に所在し、住宅地をを抱えた好立地
ザイマックスリート不動産投資法人評価
プラス材料
分配金利回りが高い。
分配金5%
負債比率がリートの中では低い。
負債比率36.1%
総合型リートである。 指標判断では割安である。
マイナス材料
資産規模が小さい 458億円 下から3番目です。
オフィス割合が半分を占めていて、コロナの影響で今後どうなるのか不透明
テレワークの普及などで、オフィスの縮小傾向が続く可能性もあります。
有利子負債比率が年々上がっている。
資産規模を拡大するためにも借り入れをして、物件を購入する必要がありますが、負債比率の推移は今後、注視する必要があります。
上記の点から、利回りは高くておすすめですが、投資は慎重に行いましょう