ソフトバンク特徴
2018年に親会社ソフトバンクグループから上場しました。
日本の携帯、通信事業を担っています。
ソフトバンク、ワイモバイル、LINEMOなどを持っておりマルチブランド戦略をとっています。
ソフトバンク 大容量の通信 価格が高い 8,000円台
ワイモバイル 小中容量の通信 価格が普通 3000円台
LINEMO オンライン専用 価格が安い
ヤフー、ゾゾタウン、ライン、ペイペイなどのグループ会社がある。
スマートフォン累計契約数 2,593万件
ペイペイ登録者数 2021年6月 4,000万人
ペイペイ決済取扱高 2,020年度 3.2兆円
会社のキャッチコピー 「通信の枠を超え、最先端テクノロジーで社会を良くしていこう」を掲げています。
ヤフー、法人、流通、コンシューマー、4つの事業をしています。
https://www.softbank.jp/corp/ir/
発行済み株式数 47億8714万5千株
時価総額 7兆251億
代表株主 ソフトバンクグループ 19億1485万株
総資産 12兆3360億9千万円
自己資本 1兆4594億5千万円
自己資本比率 11.8%
内部留保 1兆119億7800万
有利子負債 6兆2278億8500万
決算期 3月
決算サマリー
2020年 実績 | 2021年 実績 | 2022年 予想 | |
売上高 | 4兆8612億 | 5兆2055億 | 5兆5千億 |
営業利益 | 9117億2500万 | 9707億7千万 | 9750億 |
経常利益 | 8111億9500万 | 8476億9900万 | |
当期純利益 | 4731億3500万 | 4912億8700万 | 5000億 |
1株利益 | 99.3円 | 103.9円 | 106.5円 |
配当 | 85円 | 86円 | 86円 |
株価 | 1,450円 | 1,300円 | 1,500円(11月時点) |
利回り | 5.8% | 6.6% | 5.7% |
PER | 14.6倍 | 12.6倍 | 14.1倍 |
PER
株価収益率と言われ現在の株価が利益水準に対して、どれくらいの割合かを図る指標です。
PER=株価÷1株利益 倍率が低いほど割安だと判断できます
平均15倍を下回れば割安です。(成長できる企業ならPERが高くても投資価値あり)
ソフトバンク 14.1倍→割安だと判断
PBR
株価純資産倍率と言われ、企業の資産面を見て判断する指標です。
PBR=株価÷1株あたり純資産 倍率が低いほど割安だと判断できます。
平均1倍を下回れば割安です。
ソフトバンク 4.67倍→割高だと判断(人気のある企業だと捉えることもできます)
配当性向
利益の何%を配当と出しているかを表します。
低いほど減配リスクが少なくなります。
40%を超えると配当性向が高いと判断します。
ソフトバンク 利益の85%を配当→配当性向が高すぎるので減配リスクはあります。
ROE
自己資本利益比率と呼ばれ、資本から利益をどれだけ効率よく稼げているかを図る指標です。
高いほど、投資価値のある会社だと判断でき、株価も上がりやすくなります。
ROE 当期純利益÷純資産(総資産-負債)×100
平均10%を超えれば、優良企業と判断できます。
ソフトバンク39.1%→優良企業です。
ROA
純資産利益率と呼ばれ、資産から利益をどれだけ効率よく稼げているかを図る指標です。
ROA 当期純利益÷総資産×100
高いほど、株式市場で評価を受けています。
平均5%を超えれば、優良企業と判断できます。
ソフトバンク 7.7%→優良企業です。
成長戦略
ヤフー、新領域の拡大を目指す。
2022年春までに5Gの人口カバー率90%を目指す。
Zホールディングス(ヤフー)を日本、アジアのテックカンパニーにする。 ペイペイを入口とした、金融エコシステムを目指す
ソフトバンク評価
投資おすすめ銘柄です。
通信3キャリアの大手で、利益もたくさん稼いでおり、通信事業はインフラまでのレベルに達しています。
配当金に関しては、配当性向が高すぎるので、業績によって減配もあることを覚悟した方がいいです。
成長企業の特徴ですが、負債の額が6兆とかなりの額があります。
通信事業は今後も成長を続けると思いますので、投資おすすめだと判断します。