サムティ・レジデンシャル投資法人 特徴
投資対象物件
賃貸住居 80%(アパートなど)
ホテル及びヘルスケア施設 20%
https://www.samty-residential.com/ja/ir/library.html
投資対象場所
主要地方都市 50%
その他地方都市 20%
首都圏 30%
地方主要都市をメインに日本全国を対象に分散投資をしている。
スポンサー サムティ株式会社
大和証券グループ(資金調達などのサポート)
決算サマリー
2021年1月 第11期 |
2021年7月 第12期 |
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営業収益 | 43億5700万 | 41億7600万 |
営業利益 | 21億7100万 | 18億5900万 |
経常利益 | 20億800万 | 18億5900万 |
当期純利益 | 20億700万 | 15億1600万 |
分配金 | 3,333円 | 2,735円 |
2021年1月は当期純利益が多かった、消費税の還付などがあり分配金が多かったですが、例年分配金も2021年7月期の水準に収まってきます。
2021年1月 第11期 |
2021年7月 第12期 |
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資産規模 | 1184億円 | 1182億円 |
純資産 | 605億3200万 | 599億1800万 |
期末現金残高 | 44億2200万 | 46億5200万 |
発行口数 | 639,300口 | 639,300口 |
資産規模なども、ほぼ変わった点はないです。
財務ハイライト
格付け(JCR)A-(ポジティブ)
長期負債比率 83.1%
固定金利比率 60.3%
平均残存年数 3.0
平均金利 0.81%
負債残高 634億3500万
LTV 50.8%(他のリートと比べると負債比率が高いです)
平均稼働率 95.8%
平均築年数 11.3年
投資口価格 118,300円/口
利回り 約4.52%
利益超過分配金は減価償却費の35%を目途に上限に分配。
賃料単価は上場を基準にして、102.5%と若干の増加。
鑑定評価含み益 2021年7月(12期)95億2500万
毎年含み含み益は多くなってきています。
トピックス
2021年5月に3物件を取得(取得価格17億8700万)
2021年5月に3物件を売却(売却価格20億8700万)
※物件の入れ替えを行い、競争力が低下している物件や修繕費がかかりそうな物件を売却し、収益性の高い物件や築浅の物件にしています。
売却益は全て分配金としてでます。
新型コロナウイルスの影響は住居を対象としているので、限定的な影響しかありません。
保有物件価値向上の取り組み
コロナ禍におけるテレワーク需要やeコマース市場の拡大に合わせたユーザビリティの向上と、電気 使用量の削減による管理コストの低減を実現します。
無料インターネットの導入
新型コロナウイルス感染症拡大によるテレワーク需要の増加に伴い、 入居者の利便性や満足度向上、物件の競争力強化のため、順次無料 インターネットを導入する。
宅配ボックスの設置
入居者の利便性向上や再配達をなくすため宅配ボックスを順次設置する。
資産規模 2,000億円を目指す
サムティレジデンシャル投資法人評価
購入しても問題ないと思います。
住居を中心に投資しているので、安定的な分配金が見込まれます。
コロナ禍でも安定した実績を出している点からも購入しても問題のないREITだと思います。しかし、どうしても住居中心を投資とする課題に人口減少が挙げられます。人口減少はこれからも続くと予想されていますので、投資口価格の下落には注意した方がいいですね。
サムティレジンシャル投資法人の解説を動画にしてみましのた。ぜひご覧ください。