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【2022年おすすめ石油銘柄3選】配当利回り3.5%以上!長期保有できる石油株を3選紹介

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個人投資家に向けて、おすすめできる石油関連株を3選紹介します。

石油株は、高配当な銘柄が多く、安定的な配当金を期待できます。

配当株投資を行う上で、ぜひ組み入れたいセクターです。

前提条件

投資価格40万円以下

個人投資家は資金力が無く、最低購入価格の大きな銘柄を買うと、投資比率が多くなりリスクが大きくなります。

40万円以下の優良銘柄を選定する事でリスクを抑えます。

配当金投資を基本に長期保有前提

企業の安定性、規模、利回り、配当金を安定的に貰える銘柄に絞ります。が評価の基準です。

第3位 コスモエネルギーホールディングス

2015年10月に設立されたコスモ石油などを傘下に置く持ち株会社

持ち株会社とは、グループ全体のトップのこと

グループ企業に、コスモ石油、コスモエネルギー、コスモ石油マーケティングを持つ

アブダビ系政府ファンドが筆頭株主で、原油の安定供給につなげる戦略です。

2017年にキグナス石油と資本提携を結ぶ

企業情報

店舗数 2700店 (業界3位)

原油処理能力 40万バレル/日

総資産 1兆8489億

時価総額 2,432億

利益剰余金 2,564億

有利子負債 6,256億

自己資本比率 20% 自己資本は低い

キャッシュフロー 1674億

格付け

JCR BBB+(安定的)

配当情報

株価 2,869円

1株配当 100円

配当利回り 3.49% 標準的な利回り

一株利益(EPS)1,349円

配当性向 7% 減配リスクが少ない

指標判断

PER 2.09倍  割安

PBR 0.6倍 割安

ROE 25.1% 高い

ROA 5% 標準的

業績内容

セグメント別業績内容

2020年度実績 2021年度予想
石油事業 533億 655億
石油化学 ▲33億 110億
石油開発 139億 455億
再生可能エネルギー 41億 35億
その他 86億 75億
合計 766億 1330億

業績内容

2020年 実績 2021年 実績 2022年 予定
売上 2兆7380億 2兆2332億 2兆4600億
営業利益 138億9300万 1012億8900万 1940億
経常利益 162億8500万 973億7千万 1950億
当期純利益 ▲281億5500万 859億1千万 1150億
一株配当 80円 80円 100円
株価 2,000円 2,500円 2,869円

ESGの取り組み

再生可能エネルギー、EVにも今後力を入れていく。

EV車のリース、販売、供給

風力発電の会社を購入し、洋上発電に力を入れていきます。

コスモエネルギーホールディングス評価

指標判断では、割安傾向です。

配当性向も低く、減配リスクが低いので、長期保有におすすめです。

ROEが高く、純資産を使い効率よく稼いでいます。

自己資本比率が低い(20%)

現段階では、石油事業を主なビジネスとしているので、石油関係の情勢(原油価格や為替)をもろに受けるので注意が必要です。

第2位 出光興産

2019年に昭和シェル石油と経営統合し業界第2位の規模です。

企業理念 真に働く

社会の課題に貢献できる活動をする。

燃料の売上は約8割 

化学薬品 プラスチックの販売、生産

高機能材 アスファルト、リチウムイオン電池、有機EL

資源開発 石油、天然ガスの生産、販売

電力再生可能エネルギー 電力の販売、生産

海外進出もしているグローバル企業

企業情報

製油所 国内6箇所

出光店舗 6300店 国内2位

原油処理能力 94.5万バレル/日

エチレン生産能力 100万トン/年 国内2位

時価総額 1兆231億 

総資産 4兆1739億

利益剰余金 5251億

有利子負債 1兆2472億

営業キャッシュフロー 1704億

自己資本比率 31% 標準的

格付け

JCR A+(安定的)

R&I A(安定的)

配当情報

株価 3,435円

一株利益(EPS)740円

配当利回り 3.49%

1株配当 120円

配当性向 16% 減配リスクが少ない

指標判断

PER 4.64倍 割安

PBR 0.78倍 割安

ROE 17% 高い

ROA 5% 標準的

業績内容

第3期 セグメント別営業利益

2020年3期実績 2021年3期実績
石油 649億 737億
基礎化学品 ▲10億 76億
高機能材 95億 142億
電力・再生可能エネルギー ▲17億 ▲76億
資源 45億 564億
その他 ▲35億 ▲102億
合計 728億 1,342億

業績内容

2020年 実績 2021年 実績 2022年 予定
売上 6兆458億 4兆5566億 6兆5800億
営業利益 ▲38億6千万 1400億6200万 3000億
経常利益 ▲139億7500万 1083億7200万 3300億
当期純利益 ▲229億3500万 349億2千万 2200億
一株配当 160円 120円 120円
株価 2,800円 2,600円 3,625円

ESGの取り組み

低炭素エネルギーの供給地点を目指す。

バイオマス、地熱、メガソーラーを使い再生可能エネルギーのさらなる拡大を目指す。

超小型EV車を通じた移動手段の提供をしていく

EVの開発、販売だけではなく、地域の課題に解決していく

リチウム電池の素材を提供する。

出光興産評価

指標判断では割安傾向

ROEが高く稼ぐ力が高い

化学品、高機能材も扱っており、リスク分散をとっている。

第1位 エネオスホールディングス

石油元売り国内トップ 国内燃料油 50%シェア

燃料販売以外にも、金属、天然ガス、再生可能エネルギー事業をしている。

非鉄金属は鉱山開発からリサイクルまで一貫して展開。

金属事業

半導体用ターゲット 世界シェア 60%⇒PC。自動車、スマートフォン

磁性材料用ターゲット 世界シェア 60%⇒ハードディスク、PC

ターゲット材とは、金属を円盤や板状に加工した材料です

水素ステーションのガソリンスタンドがあり、今後期待されている。

企業情報

店舗数 13,000店(国内NO1)

製油所 10箇所

原油処理能力 187万バレル/日

総資産 8兆5791億

時価総額 1兆5146億

利益剰余金 1兆2231億

有利子負債 2兆2813億

自己資本比率 29.5% 標準的な範囲

営業キャッシュフロー 6790億

格付け

JCR AA(安定的)

R&I A+安定的)

ムーディーズ Baa2(安定的)

配当情報

株価 468円

一株利益(EPS) 87円

1株配当 22円

配当利回り 4.69% 利回りが高い

配当性向 25% 減配リスクが少ない

指標判断

PER 5.38倍 割安

PBR 0.58倍 割安

ROE 11.1% 高い

ROA 3.3% 標準的

業績内容

セグメント別営業利益 エネルギー・開発事業

2020年度 実績 2021年度 予想
石油 1242億 580億
石油化学製品 ▲258億 ▲30
電力 ▲272億 40億
素材 112億 160億
在庫影響 387億 1600億
石油・天然ガス開発 28億 750億
合計 1239億 3100億

 

セグメント別営業利益 金属事業

2020年 実績 2021年 予想
機能材料 311億 490億
資源 349億 580億
製錬・リサイクル 273億 320億
事業共通費 ▲152億 ▲290億
その他 522億 500億
合計 1303億 1600億

業績内容

2020年 実績 2021年 実績 2022年 予定
売上 10兆117億 7兆6580億 10兆3000億
営業利益 ▲1130億6100万 2541億7500万 4700億
経常利益 ▲1357億6400万 2308億9100万 4500億
当期純利益 ▲1879億 1139億 2800億
一株配当 22円 22円 22円
株価 448円 457円 468円

 

エネオスホールディングス評価

指標判断では割安

3つの格付け会社から評価されている

最低購入価格も5万円以下と手が出しやすい

配当利回りも高い 4.69%

金属事業もあり、ある程度のリスク分散ができている。

金属事業は世界シェアを取っている分野がある。

今期は金属事業が好調だった。

他2社と比べて利益率がよくない。

脱炭素により、金属需要が今後伸びると判断し、480億を投資し工場建設を行った。

石油セクター株 投資注意点

石油関係は在庫の原油を持つので、原油価格がとても重要

仕入れから販売までタイムラグがあり、原油価格が上がれば利益、下がれば損失になります。

原油価格の乱高下が激しく、場合によっては、減益になる可能性もあります。

為替リスクも、原油価格に影響する。

原油は輸入に頼っているため、円安傾向だと減益に繋がる。

景気の影響を受けやすい

コロナ禍では、世界経済の停滞により、石油需要が少なく、ガソリン価格が下落しました。

脱炭素、EVの普及により、ガソリンの需要減少はさけられない。

原油の需要は今後も減少傾向が続いていく。

燃料油国内需要

2018年 168万KL 

2019年 162万KL

2020年 152KL 

年々減少傾向が続いています。

2050年カーボンニュートラル(CO2排出ゼロ宣言)により、脱炭素の時代になりました。

石油業界は変換期にあり、どの銘柄が生き残るのか不透明感があります

私が紹介した,石油銘柄3選を動画にしましたので,ぜひご覧ください。

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