イオンリート投資法人特徴
物件数 47物件
資産規模 3,967憶円
含み益 697憶円
投資対象
大規模商業施設 80%以上
中小規模商業施設 20%以下
物流施設 10%以下
全国のイオンモール商業施設を保有している。
投資場所
26都道府県 85%以上 マレーシア 15%以下
マスターリース 100%
イオンの建物を一括して賃貸にしているので、稼働率は100%になります。
マスターリース賃料=固定賃料 安定した賃料を受け取れる。
格付け
JCR AA(安定的)
NOL利回り 6.3%
償却後NOL利回り 3.9%
賃貸借契約期間 14.2年
1口あたりNAV 146,432円
築年数 16.6年
上場日 2013年11月
決算期 1月 7月
Jリートでここだけ、地震保険に入っている。
有利子負債残高 1,598憶円
うち投資法人債 510憶円
調達金利 0.77%
借入金余力 390億円
返済期限 4.9年
固定金利 100%
潤沢なフリーキャッシュ 78憶円
配当準備積立金 3億5千万
代表投資家
イオン 352,351口 18.8%
日本カストディ銀行 284,190口 15.2%
日本マスタートラスト 272,080口 14.5%
キャッチコピー
地域に支持され進化を続ける「地域社会の生活インフラ資産」を掲げる
具体例
環境に配慮した施設 屋上に太陽光パネル LED化
店舗と融合するイオンのネットスーパー事業 車に乗りながら商品を受け取れる。
店内のカウンター、専用ロッカーで受取できる。
地域交流コミュニティの場
モールウオーキング 親子イベントなど
防災拠点としてのイオン
陸上自衛隊、日本航空と災害時連携協定を締結 被災時の避難スペース
土地そのものの力を見ている。
公共的テナント
郵便局、保育園、クリニックなど
日常利用される多彩なテナント
シネマ(ドライブインシアター)、フードコート、幅広いニーズに応える専門店
地域社会の生活インフラ資産への目利き力
立地
人口動態、交通アクセス 開発計画のある場所
例 商圏 48万人(10キロ圏) 道路交通量 4.3万台(イオンモール福津の場合)
建物設備
駐車場、動線、防災拠点、人や環境に配慮した設備
例 駐車場 3,000台 自治体との包括連携協定 100%
運営力
集客力、業績、リーシング、テナントミックス、公共的機能
例 稼働率98% リーシング 4,700テナントと契約
決算サマリー
第17期
2021年7月 |
第18期
20221年1月予想 |
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営業収益 | 176億9600万 | 198億9千万 |
営業利益 | 109億4600万 | 76億6500万 |
経常利益 | 59億8800万 | 67億1500万 |
特別利益 | 3億8500万 | |
特別損失 | 5億300万 | 7900万 |
当期純利益 | 58億6900万 | 66億3500万 |
NOL | 123億1700万 | 137億9400万 |
発行口数 | 1,873,317口 | 2,044,467口 |
分配金 | 3,200円 | 3,315円 |
投資口価格 | 162,400円 | 159,200円(1月時点) |
利回り | 1.9% | 2.0% |
トピックス
新規取得物件
4物件 取得価格 502憶円 平均NOL利回り 6.1%
イオンモール高崎
高崎市、前橋市からの良好なアクセス 人口流入が継続
竣工年月 2006年10月
取得価格 171憶円 鑑定評価額 175憶円 NOL利回り5.8%
駐車場台数 4,000台 20キロ圏 57.4万人
イオンモール成田
竣工年月 2006年3月
取得価格 140憶円 鑑定評価額 142憶円 NOL利回り5.6%
駐車場台数 4,000台 10キロ圏 22万人
イオンモール新小松
土地区画整理事業地に整備された計画道路に接道、周囲の人口も増加傾向
竣工年月 2017年2月
取得価格 153憶円 鑑定評価額157憶円 駐車場台数 3400台
20キロ圏 39.3万人
NOL利回り6.9%
佐賀大和
IC近くの利便性の高いエリアに立地し、周囲の人口は増加傾向
竣工年月 2000年9月
取得価格37憶円 鑑定評価格 38憶円 駐車場台数 2,600台
10キロ圏 26.2万人 NOL利回り6.6%
その他
コロナ禍においても巡航分配金4.5%成長を実現
様々なサービスを提供 地域社会に支持され続けるイオンを目指す。
検討した時の物件取得比率 3割程度 厳選取得を心掛けている。
地域の生活インフラとして、防災、減災工事に着手している。38物件中37物件で工事済み
指標判断
NAV倍率 1.09倍
標準の範囲と判断
LTV 44.9%
負債比率が低いと判断
FFO倍率 28.22倍
割安と判断
NOL利回り 6.3%
収益力が高いと判断
イオンリート投資法人評価
プラス材料
当期純利益、分配金も伸びてきている。
マスタリース契約なので、賃料収入は安定感がある。
各世代のニーズを捉えて、たくさんの人が訪れている。
マレーシアなど、世界のマーケットに向けて、戦略を打ち出している。
生活必需品の購入、災害拠点とするなど、地元にとって必要な存在になっている。
指標判断では、割安感があり、稼ぐ力も高い。
マイナス材料
商業施設の競争が激しく、今後有力な企業が出てくる可能性がある。
災害の多い日本で、店舗に甚大な被害が出る事もある。
イオンでは火災地震保険に入っているので、ある程度はリスクコントロールは出来ています。
上記の点から、投資おすすめ銘柄と判断します。
イオンリート投資法人を動画でも解説してみましたので,こちらもぜひご覧ください‼