米国高配当ETF HDVとは!
米国高配当株ETF HDVとは財務が健全で高配当なアメリカの企業75社に投資しています。
優秀な銘柄を集めているので分散投資にもなります。
年4回の採用銘柄入れ替えがあるので、自分で採用銘柄を選ぶ必要がありません。
米国経済は年年成長しているので、配当金の増配や値上がり益を狙う事ができます。
ブラックロック社
世界最大の資産運用会社
資産運用額 約1000兆
日本の経済のGDPが約500兆円なので、約2倍の運用額です。
信託報酬 0.08%
約100万円を運用して、年間の経費が約800円程度と破格の安さです。
指数
モーニングスター配当フォーカス
財務の健全性が高く、持続的に配当金を払うことができると認められた銘柄を構成
HDVはこの指数と連動するように銘柄を組み替えています。
HDV採用銘柄 上位10社
2021年5月 構成銘柄比率
1.エクソンモービル 3.61% エネルギー
2.JPモルガン 3.96% 金融
3.ジョンソン&ジョンソン 3.94% ヘルスケア
4.ベライゾン 3.59% 通信
5.シェブロン 2.91% エネルギー
6.P&G 2.67% 生活用品
7.メルク 2.49% ヘルスケア
8.コカ・コーラ 2.44% 生活用品
9.アルトリアグループ 2.23% 生活用品
10.シスコシステムズ 2.39% 通信
2022年5月 構成銘柄比率
1.エクソンモービル 8.54% エネルギー
2.AT&T 7.04% 通信
3.アッヴィ 6.16% ヘルスケア
4.ジョンソン&ジョンソン 5.8% ヘルスケア
5.シェブロン 5.71% エネルギー
6.JPモルガン 5.65% 金融
7.ベライゾン 4.99% 通信
8.フィリップモリス 4.31% 生活用品
9.ファイザー 4.25% ヘルスケア
10。P&G 4.09% 生活用品
構成セクター上位
ヘルスケア20% 生活用品17% エネルギー16% 通信13%
2022年は採用銘柄の入れ替えにより、デフェンシブな銘柄(景気の影響を受けにくい)が多くなりました。
採用銘柄の回転率が高く、入れ替わりが頻繁なのがHDVの特徴です。
株価の上昇により、コカ・コーラ、メルクなどが採用銘柄から外れ、
コロナワクチンを開発したファイザー、米国巨大通信会社AT&Tの採用などが選定されました。
エクソンモービル、シェブロンなどの石油エネルギー関連の比率が高くなりました。
コロナショックにより原油価格が下落したので、石油エネルギー関連の銘柄は配当利回りが高かったです。
現在は、経済活動の再開、ウクライナ関連により、原油価格が急上昇しています。
配当情報
ドルだと円で生活している日本ではイメージがしずらいので、
為替レートは全て1ドル130円で計算しています。
1株株価 14,000円
配当金 455円
配当利回り 3.1%
アメリカの経済は今後も成長する余地があるので、配当と値上がり益が狙えます。
配当月 3月 6月 9月 12月 年4回ドルで配当金がでます。
配当金履歴
支払い日 | 一株配当 |
2022年3月 | 91円 |
2021年12月 | 136円 |
2021年9月 | 104円 |
2021年6月 | 105円 |
年間合計 | 436円 |
配当金は採用銘柄の業績によって左右されます。
どこで購入するのか?
私は楽天証券のアプリ、iSPEEDで米国株を購入しています。
楽天銀行の口座にお金を入れ、注文をだせば購入する事ができます。
円を購入した時にドルに交換してくれるので、簡単に購入する事ができます。
米国高配当ETF HDV評価
プラス面
自分で銘柄選定をする必要がなく、簡単に米国の高配当株に投資できる。
日本で生活していると米国企業の情報があまり入ってこないので、プロの目で見た銘柄には確実性があります。
ヘルスケア、生活用品の銘柄が多いので、暴落時でも下落が抑えられる。
コロナ渦でも一時は暴落しましたが、現在は持ち直し過去最高の高値圏に推移している。
経費率が年0.08%と、子供のおこずかい程度しかかからない。
マイナス面
一株株価の上昇により、配当利回りが年々下がっている。
AT&Tなど、一見財務や業績に問題がありそうな企業が採用されている。
高配当株中心なので、大きく資産を増やせるわけではない。
配当金はドルで貰うので円にする場合、手間と手数料がかかる。
為替の影響を受ける。
現在の円安で購入する時は割高になります。
確定申告をしなければ、利益の3割を税金でとられる。
2つの国を経由しているので、米国で10%、日本で20%の税金がかかります。
上記の点から、米国高配当株を集めたHDVをおすすめします。
おすすめの購入は、毎月一定額ドルコスト平均法で買うのがおすすめです。
米国高配当ETF、HDVを動画で解説してみましたので、こちらもぜひご覧ください。