積水ハウス
賃貸住宅、マンション、国内外で不動産開発も行っている住宅メーカー
請負、ストック、開発、国際事業の4つのビジネスを行っています。
連結業績
2021年1月 実績 | 2022年1月 実績 | 2023年1月 予想 | |
売上 | 2兆4469億 | 2兆5895億 | 2兆7870億 |
営業利益 | 1865億1900万 | 2301億6千万 | 2360億 |
経常利益 | 1846億9700万 | 2300億9400万 | 2340億 |
当期純利益 | 1235億4200万 | 1539億500万 | 1580億 |
利益も右肩上がりです!
セグメントの状況
2020年度 実績 | 2021年度 実績 | 2022年度 予想 | |
請負型 | 9849億 | 9986億 | 1兆1010億 |
ストック型 | 6987億 | 7411億 | 7760億 |
開発型 | 3211億 | 3848億 | 4162億 |
国際事業 | 3706億 | 3889億 | 4148億 |
請負型 住宅、賃貸住宅の販売
ストック型 リフォームや不動産の転貸借
開発型 土地の取得、分譲住宅、マンション、オフィスビル、商業施設の開発
国際事業 海外での住宅や分譲地のマンションの販売
展開エリア アメリカ、オーストラリア、イギリス、シンガポール、中国
企業情報
時価総額 1兆6062億 住宅時価総額 2位
総資産 2兆7509億
自己資本 1兆4095億
自己資本比率 51.2%
利益剰余金 9021億4700万
有利子負債 5804億5900万
発行株式 6億8468万3千株
営業CF 1919億
現金 6002億
格付け
R&I AA(安定的)
配当情報
2021年1月 実績 | 2022年1月 実績 | 2023年1月 予想 | |
株価 | 2100円 | 2400円 | 2300 |
一株配当 | 84円 | 88円 | 94円 |
配当利回り | 4% | 3.6% | 4% |
一株利益 | 181円 | 227円 | 236円 |
配当性向 | 46% | 37% | 39% |
指標判断
PER 9.57倍
割安と判断
PER=株価÷1株利益(EPS)
倍率が低いほど割安だと判断できます。
平均15倍を下回れば割安です。
成長できる企業ならPERが高くても投資価値あり
PBR 1.04倍
割高と判断
PBR=株価÷1株あたり純資産
倍率が低いほど割安だと判断します。
平均1倍を下回れば割安です。
逆に見れば、高いほど人気のある企業だと捉えることもできます。
配当性向 39%
減配リスクが、低い
低いほど減配リスクが少なくなります。
平均40%を超えると配当性向が高いと判断します。
ROE 10.5%
稼ぐ力が高い
高いほど、収益性のある会社だと判断でき、株価も上がりやすくなります。
ROE 当期純利益÷純資産(総資産-負債)×100
10%を超えれば、優良企業と判断します。
ROA 5.4%
稼ぐ力が高い
ROA 当期純利益÷総資産×100
高いほど、株式市場で評価を受けています。
5%を超えれば、優良企業と判断します。
トピックス
注文住宅の受注増で工事順調、高付加価値進み単価上昇。
賃貸住宅は省エネ使用で法人需要取り込み拡大。
資材高は価格転嫁。
ゼネコンは競争激化、ホテル苦戦でも最高純利益更新。
米国事業
オレゴン州の分譲戸建て販売会社を買収、M&A加速、年間1万戸以上の販売目指す。
積水ハウス評価
プラス材料
配当利回りが4%と高配当ラインである。
株主還元にも積極的である。
配当金の増配、自社株買いなど。
今期は過去最高益で勢いがある。
海外展開にも注力しており、世界経済の成長に合わせて、売上を伸ばせる。
ROE.ROAどちらも高水準で稼ぐ力がある。
マイナス材料
景気敏感株である。
好調な時の業績はいいが、不景気になると業績に影響が出やすい。
PBRでは割高となった。
投資家から評価されている。
上記の点から、配当利回りが高配当ラインで、業績も上昇傾向により、投資おすすめと判断します。