大和ハウスリート投資法人
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大和ハウス工業
住宅メーカーとして知られています。
近年はアパート、物流施設の物件を開発しており、総合不動産会社という位置づけです。
投資対象
物流施設 52% 住居26% 商業施設13% ホテル2% その他5%
各物件をもっているので、総合型リートです。
各物件を持っているので、リスク分散になります。
大和ハウスリートと付きますが、物流施設を重点に投資しています。
今後も物流施設を中心に取得していきます。
投資対象地域
首都圏地域 65% 中部圏 3% 近畿圏8% その他 23%
首都圏を中心に全国の主要都市を投資対象とする。
企業情報
2021年8月
第31期 |
2022年2月
第32期 |
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総資産額 | 9003億1千万 | 9646億6900万 |
純資産額 | 4894億6700万 | 5241億7800万 |
1口あたり純資産額 | 222,890円 | 225,938円 |
1口あたりNAV | 287,076円 | 296,098円 |
含み益 | 1526億9400万 | 1746億3900万 |
負債総額 | 4108億4300万 | 4404億9100万 |
剰余金 | 2582億5487万 | 2565億486万 |
現金 | 302億8598万 | 225億6061万 |
不動産価格の高騰を受け、物件含み益が大幅に上がりました。
保有物件 230物件
平均稼働率 99.7%
平均築年数 11.41年
比較的築年数は浅い方です。
平均借入金利 0.66%
平均借入金残存年数 4.6年
格付け
JCR AA(安定的)
R&I AA(安定的)
決算情報
2021年8月
第31期 |
2022年2月
第32期 |
2022年8月
第33期 予想 |
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営業収益 | 295億7100万 | 302億6400万 | 291億2500万 |
営業利益 | 131億1600万 | 134億900万 | 126億3千万 |
当期純利益 | 116億1900万 | 116億8500万 | 110億1100万 |
物流施設や住居など安定資産に投資しているので、外部要因を受けずらいです。
コロナによる影響もほとんどなく、安定した賃料収入を得ています。
分配金情報
2021年8月
第31期 |
2022年2月
第32期 |
2022年8月
第33期 予想 |
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投資口価格 | 331,000円 | 326,000円 | 321,000円 |
分配金 | 6,118円 | 5,822円 | 5,600円 |
分配金利回り | 1.8% | 1.7% | 1.7% |
安定した物件構成なので、投資家からも評価されており、年3.5%程度と利回りは低い方です。
指標判断
NAV倍率1.05倍
割高と判断
一口あたりNAV 296,098円
NAV=純資産額-保有不動産簿価+保有不動産鑑定額
NAV倍率=投資口価格÷NAV
倍率が1を下回るほど割安だと判断できます。
株で例えると、PBRと同じです。
LTV 42%
負債比率が標準と判断
低いほど負債比率が小さく、負債余力があります。
LTV=有利子負債÷資産額
45%を超えると負債比率が高いと判断します。
リート全体の目安は50%前後と捉え、低いほど取得余力があると判断できます。
FFO倍率 39.5倍
割高と判断
FFO倍率=株価÷1口あたりFFO
一口あたりFFO 7,746円
FFO=当期純利益+減価償却費-不動産等売却損益
低いほど市場評価が低く、割安と判断します。
35倍を超えると割高と判断します。
株で例えると、PERと同じです。
NOI利回り 5%
償却後NOI利回り 3.8%
不動産利回りが標準と判断
NOI利回り=NOI(家賃収入-経費-空室による損失)÷取得価格×100
NOI利回りが大きいほど収益性が高いです。
5%を基準に高いほど収益力があると判断します。
大和ハウスリート投資法人評価
プラス材料
資産規模が大きく安定感があり、投資おすすめ銘柄。
物流施設や住居が半分以上を占めており安定感がある。
物件含み益が大きく安定感な分配金を得る事ができる。
格付け評価が高い。
スポンサーが、大和ハウス工業と知名度とブランド力がある。
マイナス材料
指標判断では、割高傾向では割高傾向である。
既に評価されている。
分配金利回りが約3.5%と物足りない。
上記の点から欲しい利回りになるまで待つのがおすすめです。
大和ハウスリート投資法人を動画で解説してみましたので、こちらもぜひご覧ください。