福岡リート投資法人の特徴
日本初の地域特化型リート
成長都市、福岡市を中心としたポートフォリオを形成
福岡市は年々人口が増えている。(2021年で約1,620万人)
投資対象エリア
福岡都市圏 60~90% その他九州地域 10~30% その他 0~10%
資産規模 32物件 2,020億
すべての物件において含み益を保持
含み益 407億8100万
投資タイプ
商業施設 40~70% オフィスビル 20~50% その他 0~30%
宿泊特化型のホテルのみ持っている
住居 稼働率96.1%と安定している
2020年に物流施設を開業
スポンサーから取得 1306億9千万 64.7%
外部から取得 713億2千万 35.3%
上場日 2005年6月21日
決算期 2月 8月
資産運用会社 株式会社福岡アルティ
スポンサー
福岡地所 55% 九州電力 10% その他 35%
主要株主
日本カストディ銀行 176,957口 22.23%
日本マスタートラスト 99,091口 12.44%
福岡地所 73,136口 9.18%
代表物件
キャナルシティ博多
取得価格 320億
投資比率 15.8%
代表テナント
ワシントンホテル ユナイテッドシネマ
格付け
JCR AA−(安定的)R&I A+(安定的)
有利子負債総額 824億
借入の半分を九州の銀行から借りている。
地元からの評価、情報を共有している
コミットライン 130億
支払金利 0.69%
固定比率 94.1%
平均負債残存年数 5.7年
発行投資口数 796,000口
時価総額 1396億9800万
1口あたり純資産 127,833円
1口あたりNAV 175,502円
格付け
JCR AA-(安定的)
R&I A+(安定的)
決算サマリー
第33期
2021年2月 |
第34期
2021年8月 |
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営業収益 | 89億400万 | 88億6700万 |
営業費用 | 58億4200万 | 56億6200万 |
営業利益 | 30億6100万 | 32億400万 |
経常利益 | 26億7700万 | 28億1700万 |
当期純利益 | 26億7500万 | 28億1600万 |
分配金 | 3,361円 | 3,500円 |
投資口価格 | 164,000円 | 168,500円(1月時点) |
利回り | 2.0% | 2.0% |
NOL | 53億4700万 | 53億3600万 |
発行口数 | 796,000口 | 796,000口 |
減価償却費 | 16億2300万 | 15億5200万 |
総資産 | 1995億5900万 | 1998億400万 |
純資産 | 1016億1400万 | 1017億5500万 |
保有物件 | 31 | 32 |
稼働率 | 99.5% | 99.5% |
FFO | 42億9900万 | 42億6500万 |
1口あたりFFO | 5,401円 | 5,358円 |
トピックス
その他
キャナルシティ博多はコロナの影響を特に受けた
商業施設のコロナの影響は限定的
商業施設をリニューアル等により賃料増加を見込む
オフィスビルの競争力は相対的に高い
オフィスの空席率が低い 99%稼働している
大規模ビルの空席が低い
取得物件
天神ビジネスセンター
福岡地所グループ スポンサーから購入
取得価格 770億
指標判断
NAV倍率 0.95倍
割安と判断
LTV 41.2%
負債比率が低いと判断
FFO倍率 29.79倍
割安と判断
NOL利回り 5.24%
収益力が高いと判断
福岡リート投資法人評価
プラス材料
格付け会社からの評価が高い。
全ての物件で含み益があり、目利き力がある。
指標判断では割安水準となっており、稼ぐ力も高い。
地元からのバックアップがある。
福岡市は成長都市と呼ばれており、人口が増加傾向している。
マイナス材料
現段階ではオフィスの競争力が高いが、今後どうなるのかは分からない。
コロナをきっかけに他のリートでは、オフィスの空席率が上がってきている。
キャナルシティ博多がコロナをきっかけにダメージを受けており、コロナ前の水準に戻るか分からない。
上記の点から現段階ではおすすめのリートになります。