セガサミーホールディングス特徴
東京都に本社を置く、ゲーム、パチンコ、リゾート事業を手掛けています。
(ゲームのセガ、パチンコのサミーが2004年に経営統合)
ゲームだと、ソニック、龍が如く、ペルソナなどを扱っています。
パチンコだと、北斗の拳、アラジン、獣王など作っています。
リゾート事業では、宮城県にある、フェニックス・シーガイア・リゾートがあります。
(セガサミーは3つの事業を柱として、運営しています)
https://www.segasammy.co.jp/japanese/ir/
代表株主 合同会社H.SCcompany 3,530万株
時価総額 3,916億円
内部留保 1,953億
有利子負債 520億
総資産 4101億8200万
自己資本 2868億8800万
自己資本比率 69.9%
発行済み株式数 2億6622万9千株
決算期 3月
決算サマリー
2020年 実績 | 2021年 実績 | 2022年 予想 | |
売上高 | 3665億9400万 | 2777億4800万 | 3120億 |
営業利益 | 276億4300万 | 65億5300万 | 200億 |
経常利益 | 252億9600万 | 17億1500万 | 200億 |
当期純利益 | 137億7500万 | 12億7400万 | 140億 |
配当 | 40円 | 30円 | 40円 |
株価 | 1500円 | 1,630円 | 1,708円(11月時点) |
配当利回り | 2.6% | 1.8% | 2.3% |
1株利益 | 58.7円 | 5.4円 | 59.4円 |
PER | 25.5倍 | 300倍 | 28.7倍 |
PER
株価収益率と言われ現在の株価が利益水準に対して、どれくらいの割合かを図る指標です。
PER=株価÷1株利益(倍率が低いほど割安だと判断できます)
平均15倍を下回れば割安です。
セガサミー 28,7倍→平均から比べると割高だと判断できます。
PBR
株価純資産倍率と言われ、企業の資産面を見て判断する指標です。
PBR=株価÷1株あたり純資産(倍率が低いほど割安だと判断できます)
平均1倍を下回れば割安です。
セガサミー→ 1,37倍 若干割高だと判断できます。
配当性向
利益の何%を配当と出しているかを表します。
低いほど減配リスクが少なくなります
平均40%を超えると配当性向が高いと判断します。
セガサミー 利益の67%を配当 配当性向が高く減配リスクなどがあります。
ROE
自己資本利益比率と呼ばれ、資本から利益をどれだけ効率よく稼げているかを図る指標です。(高いほど、投資価値のある会社だと判断でき、株価も上がりやすくなります)
ROE 当期純利益÷純資産(総資産-負債)×100
平均10%を超えれば、優良企業と判断できます。
セガサミー→0.4% 優良とは言えませんね。
ROA
純資産利益率と呼ばれ、資産から利益をどれだけ効率よく稼げているかを図る指標です。
ROA 当期純利益÷総資産×100
高いほど、株式市場で評価を受けています
平均5%を超えれば、優良企業と判断できます。
セガサミー→0.3% 優良とは言えませんね。
セガサミーホールディングストピックス
22年3月期業績予想で売り上げを3,050億円に引き下げ
営業利益は200億から230億に増額予定。
自社株買いを発表
2,400万株を上限に300億円分、2021年11月9日から6月30日まで
米国マイクロソフトと戦略的提携を検討
マイクロソフトのネットワークインフラ、テクノロジーを生かし、オンライン、コミュニティ化できるスーパーゲームの開発を目指す。
セガサミーホールディングス評価
投資は、1年以上待ちましょう
2021年はコロナのダメージを特に受けました。
利益水準も例年と比べ90%減益となりましたが、今期はV字回復が予想されています。
しかし、指標などから判断すると投資適格には至らないと思います。
今期は、コロナから脱却の年と捉え、来期の中間決算を見て、投資をするか判断するのがいいと思います。
https://www.segasammy.co.jp/japanese/
セガサミーホールディングスの解説を動画でもしてみましたので、ぜひご覧ください。